色んなお惣菜が販売される時代となり、われわれの食卓はとても華やかなスタイルとなりました。以前は御飯と味噌汁、そして焼き魚程度のお料理しか出されず、ご馳走とは程遠い内容です。栄養も偏りがちで身体が弱っている方も少なくないという時代が、昭和だったといえるでしょう。現代ではお安い価格で各種惣菜を買い求めることができ、いまでは飽食大国と呼ばれるほどになったわけです。
そこでここでは、商店街にある惣菜店で一番人気となっているあるおかずの作り方をご紹介します。それは大学イモと呼ばれるもので、主原料はサツマイモです。このおかずは1920年に考案をされたもので、鹿児島県にルーツを持つのがポイントとなります。業務用ガラス容器を使って作るのですが、用意をする食材はサツマイモのほかに水飴・ゴマです。
まず業務用ガラス容器のなかに芋を角切りにして投入し、水を張って10分間電子レンジで温めます。これは下処理となり、アクを取り除く効果があります。次に業務用水飴を20グラム使ってお鍋であたため、下処理をした芋に絡めていくわけです。きつね色に変化をしたらすぐにゴマをいれてよくかき混ぜます。
冷ましたらガラス容器のなかに入れて完成。お子さんから高齢者の間でも愛されている料理で、おやつで食べる方も大勢います。お店ではそのまま陳列ケースに並べていて、保存容器としてもガラス容器は活躍をするものです。美味しい逸品で一度は食べてみましょう。